未来予想図・・・

2017.01.28

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某国の大統領の動きが凄く激しくなって来てますね。

自動車の業界も大きく影響を受けそうですが、

今、世界全体で自動車の販売台数は年間約9000万台

販売されてると言われます。

そして世界全体での生産が約8900万台、当たり前ですが

生産台数と販売台数は、ほぼバランスよくなっています。

でも世界全体での数字なので、国々では生産と販売のバランスが

違う国ももちろんあります。

そこに目を向けてる某大統領、直面する国は、国内の生産台数と

販売台数のアンバランスな国で、しかもアメリカにて市場を荒らしてる国

そんなのどこ国かすぐにわかりすよね。

どれだけアメリカでの生産販売にこの国が投資をしたらいいか?

その国の年間生産台数は928万台、国内販売は505万台、約423万台は

全て海外に販売されています。

反対にアメリカでの生産は1210万台、国内販売は1747万台-537万台

マイナス生産です。すなわちアメリカは自国生産より輸入が多くなってるところに

某大統領は、自国生産、自国販売を声を荒げれて訴えてる訳です。

でも、国内景気や雇用を考えると、これだけ多くが輸入になってるのなら、

言われる事も経営者としては理解できます。

身近に考えれば、大手の運送会社が規模が大きくなるにつれ、

自社で整備工場の経営やガソリンスタンド、保険会社などの経営をするのと同じ事です。

実行に移されればその国の輸出は間違いなく減るでしょう。

回避策はアメリカに投資し現地工場での生産、販売になると思われます。

その輸出大国の人口は減少してますが、アメリカは人口増加していますので

業界の未来予想図は出来上がりますよね。

いろいろ調べ見たら面白い、ちなみにバランスの一番取れてる国は

南アフリカで、生産が62万台販売が62万台、アジアの自動車生産大国とも

言われるタイでさえ生産192万台、販売80万台112万台の生産超過に過ぎません。

恐ろしい事になりそうですぞ!