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バッタンバン・・・
2023.05.26
今回のカンボジアの旅は、国際地雷処理:地域復興支援の会理事長の高山良治さんの
活動の視察と、バッタンバン州タサエン村に井戸の寄贈に行って来ました。
空路、松山→羽田→バンコク→シェムリアップ、陸路4時間かけて村に到着!
すぐさま、良二さん村長さんと共に村に行ってお水を出して来ました。
この喜びは、現地でないとわからないと思いますが、見てて感動しました。
自己満足と言えばそれまでなんですが、なんかいい事したなーって(喜
直接飲める綺麗な井戸水が出た瞬間は感動でした。
タサエン村はタイとの国境にあります。
この川を渡れば向こうはタイに入ります。
移動の疲れで、夜はバタンQでした。
強行スケジュールの2日目、朝から美味しい朝食を食べて・・・
この日は地雷源へ地雷処理の視察に連れて行ってもらいました。
重たい防護服とヘルメット、上るだけで汗だくになりながらの作業、本当にご苦労様です。
こんな場所のあるんだろーか?もしくはこの場所は人が入らないでしょう?みたいな場所が
地雷源として登録されているんだそうです。
理由を聞くと、戦時下は高い場所を取れば戦争が有利になるから・・・
なので、撤退する時に敵に取らないようにする為に、埋めて進んだそうです。
ほとんど処理が終わって畑になってる場所で、今月5月10日に畑を耕していたトラクターが
対戦車地雷を巻き込み爆発、村人が亡くなったそうです。
この真ん中が爆発現場です。
皆で黙祷、御冥福をお祈りして来ました。
恐らくですが、爆発の大きさから対戦車地雷は3~5個は埋まっていたそうです。
対戦車地雷なので、人が踏んでも爆発はしません。
地上から30センチぐらいの場所に埋まってて、大きな重圧がかかると爆発するそうです。
こんな、畑にあるんですよ(涙
まさに命がけの畑仕事ですよね。
そして二日目の夜は、タイスキならぬカンボジアの焼肉を頂きました。
カンボジアの料理は何食べても美味しく、沢山食べれました。(喜
夜は高山さんが作ってる焼酎で乾杯!美味しいお酒で一日の疲れを癒しました。
これが、私の寝床!
夜は窓を開けて蚊帳の中で就寝、気候も良くぐっすり寝れました。
私は日本でもよっぽどの暑さでないと、クーラーなどで就寝する事は無いので
ぐっすり熟睡出来ました。
貴重なツーショット!
3日目(帰国日)は朝から貴重な体験・・・
撤去した地雷の爆破処理に行って来ました。
これが対戦車地雷!
これが・・・
放射弾の不発弾
そしてこれが・・・
一般的な対人地雷、人を殺めるための地雷です。
どれにも爆薬に導火線を付けて、火をつけて非難するやり方で3つ爆破処理しました。
対戦車地雷はかなり離れてましたが、爆風が凄かったです。
あんなのが、3~5個もあったら・・・(汗
かなりぶっ飛ばされる事は間違いなく、周りも凄い音や、振動があったと思います。
爆破後の場所に戻ってみると大きく破壊されていました。
しかもかなりの距離石が飛んでました。
地雷処理、爆破処理ミッションコンプリート
3日間に及ぶカンボジアでの生活もコンプリートいい勉強になりました。
世界は広し、まだまだ知らない場所で、知らない人がい人生かけて活動してるんでな~って
知らない事の方が多く、我々の暮らしは本当に凄く幸せな暮らしなんです。
当たり前では無く、その幸せに感謝して一日を大切に生きていきます。
感動のカンボジアの旅でした。