名古屋のお話

2009.08.23

少し時間があったので、名古屋市内の

懐かしい場所に行ってきました。

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今から24年前、名古屋に来て最初に

住んだ場所、木場団地です。

住んだって言うか、ここが会社の寮みたいに

なっていて、一室に、4組(6人)が暮らしてました。

住んでいたのは2棟の13階4号室 2-1304です。

このあたりは埋立地なので、当時は回りは何にも無く

団地の部屋から、名四国道が見えて、周りは木材団地

海に浮かぶ木材が沢山ありました。

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働いていた会社の倉庫です。

名古屋の三菱自動車の下請け会社でしたので

三菱の工場が閉鎖して、業務を終了したみたいです。

ここまで、毎日埋立地の草道を歩いて通ってました。

今は、その埋立地も整備されてマンションが建ったり、

新しい道が通ったりと当時の面影はありませんでした。

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団地近くの南陽町商店街

当時は凄く活気があって、パチンコ店やスーパーも

凄く賑やかで、夜になると暴走族であふれてました。

今は、ほとんどシャッターが閉まってます。

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懐かしい(笑

毎日会社の帰りに、夕飯を食べていた喫茶店

まるで自分の家で母が作ってくれたの食べるような感覚で

仕事帰りに、帰ってました。(笑

料金は会社が契約して、支払いも会社請求でした。

なので、お金の心配なしに、美味しい料理が毎日食べてました。

 

でも、いつまでもこの団地で共同生活はやはり疲れます。

自分なりに早く、ここを出て一人で住むことを目指して、

もらった給料貯めて、パチンコして勝ったら貯めて・・・

何とか脱出成功したのが、名古屋に降り立って、丁度一年後

 

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家賃は安い所と会社から近い所が条件です。

借りたのは、『北山田荘』 この名前が気に入りました。(笑

ここで初めて一人で住む事が出来るようになりました。

凄く嬉かったの覚えてます。

でも、家を借りるのでお金は全滅!

食器や、家具を買えずに苦戦しました。

食器も、お皿や、お茶碗など一つ一つ買っていては

お金が持ちません、当時は配膳用のおぼんを買って

そのおぼんの上に、ご飯やおかずをのせてかき混ぜて

食べてました。 これなら一枚で済むし洗うのも簡単!

今でもいい考えが浮かんだと、我ながら関心しています。(笑

 

働いていた会社の業務が終了して、会社が閉鎖されていたのは

残念でしたが、今回なつかしの場所に行って、

時代の流れが本当に恐ろしいのに、気づかされました。

もちろん判ってはいましたが、あの場所、この場所って

見ていると、24年前の繁盛はどこにもありません。

 

 

今一度、初心に帰れるいい機会になったと思います。

現状維持は、後退の始まり。

維持ではなく、進み続ける!このことがどれだけ大事か!

身をもって思い知りました。